センターについて

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GREETING

センター長あいさつ

小淵 岳恒

センター長小淵 岳恒

福井大学医学部附属病院高度被ばく医療支援センター長の小淵でございます。
当センターでは、放射線被ばくに対する医療の専門性を高めるべく、院内のみならず全国の医療従事者を対象とした人材育成を積極的に展開しています。また、原子力災害時の医療対応における中核的役割を担っています。

特に注力しているのが、「人材の育成」です。被ばく医療は特殊性が高く、平時からの備えと継続的な教育が不可欠です。 当センターでは、医師や看護師、診療放射線技師など多職種を対象にした研修やシミュレーション教育を通じ、災害時に即応できる実践的スキルの習得を支援しています。
また、外部被ばく・内部被ばくの診断・治療に不可欠な「線量評価」のシステムも有しています。物理学的測定に加え、生物学的・臨床的アプローチを組み合わせた多面的な評価が可能であり、原子力災害拠点病院でも評価困難なケースに対して支援を行います。
さらに臨床の現場において迅速な判断や対応、被ばく線量評価を的確に行うことができる「専門家の育成」は、国全体の原子力災害対応能力の底上げにつながります。
「未来の被ばく医療を担う人材の育成」を使命に、私たちはこれからも地域と全国の安全・安心のため、日々研鑽を重ねてまいります。
被ばく医療は日常触れることが少ない分野です。まずは実習や訓練を通して、被ばく医療に対する経験値を「0」から「1」にすることで動き方が全く異なります。 センターでは院内医療従事者対象に様々な企画を準備しておりますので、お気軽に実習や訓練にご参加ください。

FACILITY

施設紹介

センターは、鉄骨3階建て延べ面積2,028㎡。
1階には主に原子力災害医療研修を充実させるための実習エリア、WBC室、2階は事務室と会議室、3階は大人数が収容できる研修室を備えています。

染色体解析システム

染色体解析システム

検査室1.2及び解析室は、被ばく傷病者の血液等の検体の標本を作製し、測定データを解析する設備等が配備されています。主な設備としては、染色体メタフェーズ標本作製装置、染色体解析システムなどがあり、各検体の線量評価を行います。

センターは、立位式と臥位式のホールボディカウンターを設置しています。
他にも、甲状腺に蓄積した放射性物質を測定する「甲状腺モニター」と、「どの放射性核種が存在しているのか」を明確に判別できる「ゲルマニウム検出器」を備えています。

立位式ホールボディカウンター

立位式ホールボディカウンター

臥位式のホールボディカウンター

臥位式のホールボディカウンター

染色体解析システム

研修室5

研修室5は、収容人数80人で、院内全体の研修会や講演などで使用します。 正面には190インチの大型LEDビジョンを設置。音響は天井備え付けの集音マイクを埋め込むことでマイクレスの会話ができます。

特別講演:
センター開所記念特別講演
「原子力災害の禍機に対峙して」

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